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研究開発:テザックの挑戦
環境に優しい商品とは何か?人に優しいとは?安全で安心できる社会の構築のために、お客様が要求する性能を満たす素材を、選択し、組み合わせ、創造し、提案する。そんな地道な蓄積こそが、テザックの幅広い技術力を支えております。

「天然繊維」は、自然から生まれ自然に還る、最も環境に優しい繊維です。生成、加工、利用にいたる繊維の一生の中で、熱処理を受けない(繊維それ自身が熱融解していない)ことも、大きな特徴と言えます。京都議定書の中でも謳われる「温室効果ガス排出の低減」のためには、石油系材料の使用量を減らし、CO2を固定化して、天然素材を繊維材料として利用することが、人類の目指す「省エネルギー社会」の実現のために重要と考えます。テザックはジュート、サイザル、ケナフなどの麻の利用に積極的に取り組んでいます。


これら素材利用方法の提案にも力を入れており、ジュート素材を山肌に貼り、土砂の流亡を押さえると同時に、仕込まれた種子により植生を回復することで、早期に裸地を緑化する技術を開発しています。山を管理し、水を管理することが、環境に重要な意味を持つとテザックは確信しています。

その一方、「合成樹脂系繊維」は天然繊維にはない、機能を有しています。厳しい条件下においては、その優れた性能によって、取り扱いが容易になり、使用期間を長く保てたりするなどの特徴があり、様々なメリットを有しています。テザックは、両素材の持つ特性を最大限に活かし、バランス良く活用することが、真の意味での「省エネルギー社会」への近道であると考えます。そのため、合成樹脂系繊維分野においては、ワイヤーロープに代わる新素材ロープの開発にいち早く取り組み、新しい分野への製品の提案に力を入れています。また、カーペットバッキングクロス用のシート向けには、ポリプロピレン樹脂を原料に、糸から織物までを一貫生産し、ニーズへの素早い対応を可能にしています。