事業案内

産業資材

獣害対策資材製品

株式会社テザック「獣害対策資材の開発」

産学官民連携

「美郷バレー構想」への参画

近年、シカ、イノシシ、サルなどの野生獣による農林水産業被害が深刻化・広域化しています。島根県邑智郡美郷町は、獣害対策の取り組みに関し、全国各地から年間70件余りの視察団、視察者が訪れる、獣害対策の取り組みに関する先進地域であり、全国的にも注目されています。特にイノシシについては、捕獲、農作物被害対策、及び捕獲獣の有効活用、そして地域活性化までをワンパッケージとして捉え、産官学民一体の協同活動を実践し、その活動内容を積極的に全国に情報発信し、その実績を積み重ねています。

 

近年、その活動を「美郷バレー構想」と呼んでいます。アメリカ・カリフォルニア州シリコンバレーは、そこに行くと新しい技術や情報、人脈が手に入るといわれる世界経済をリードする中心地。分野こそ全く違うものの、「鳥獣害対策と住民の取組に関しては島根県美郷町に行けば、新しい技術や情報が入り、人脈も広がる」という思いから、日本をリードする「鳥獣害対策版シリコンバレー」、すなわち産官学民が自発的に集い、互いが刺激し合って地域活性化の革新につなげていく環境の場が「美郷バレー」です。

 

平成31年2月26日、テザックは、島根県邑智郡美郷町と「山くじらブランド包括的連携に関する協定書」の締結を行い、「美郷バレー構想」発足以降に民間企業として初めて参画しました。

 

「山くじらブランドを柱とした地域活性化」をキーワードにした美郷町を中心に形成される産官学民の取り組みに参画し、先ずは獣害対策製品を中心とした製品開発に取り組んでいます。

株式会社テザックロゴ

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国家プロジェクトへの参画

気候変動野生動物対策コンソーシアム

農林水産省委託事業気候変動プロジェクト「野生鳥獣被害拡大への対応技術の開発」の「気候変動野生動物対策コンソーシアム」に参画し、新たな獣害対策製品の開発にも取り組みました。(2017.4~2021.3)

電柵部材

美郷町、農研機構、TESAC の共同研究により
開発された技術を活用した製品

テザックの電柵部材は、農林水産省委託事業プロジェクトの「気候変動野生動物対策コンソーシアム」における島根県美郷町と農研機構との共同研究活動の中で、野生動物行動学研究の第一人者である江口祐輔氏[(現)麻布大学生命・環境科学部教授・フィールドワークセンター長の研究成果]を研究成果を取り入れて開発した製品です。

 

数ある獣害対策製品の中で、電気柵部材は正しい「設置」と「管理」を行なえば、その効果は絶大なものです。しかし、実際には「設置」と「管理」が大変だから、面倒だからと言った理由で、電気柵の効果が十分発揮されていないケースが多数見受けられます。

 

テザックの電柵部材は、「楽ちん」「設置・管理労力の省力化」を着眼点とし、その課題を解決した製品です。
意匠登録第1655697号

 

 

美郷町(美郷バレー・おおち山くじら研究所)との共同開発製品 新製品

ワイヤメッシュ柵にテザックの電柵部材を追加設置するための接続部材 テザックポール(P)コネクターを開発しました。また、ワイヤメッシュ柵に直接テザックコード(柵線)を取り付けるための接続部材 テザックコード(C)コネクターも開発しました。 ワイヤメッシュ柵と電気柵を組み合わせた複合対策は、以前よりシカやサルを対象とした公知の獣害対策であり、その効果は既に実証されています。 テザックポール(P)コネクターは、テザックの電柵部材の開発の着眼点である「楽ちん」「設置・管理労力の省力化」を体現頂ける製品です。また、テザックコード(C)コネクターは、ワイヤメッシュ柵に直接 テザックコード(柵線)を張ることで、ワイヤメッシュ柵+電気柵の複合対策の効果を更に強化するための製品です。


テザックポール(P)テザックコネクターシリーズ(写真)コネクター(意匠登録第 1735178 号) / テザックコード(C)コネクター(意匠登録申請中)

 

 
 
 
 

動画でご紹介します

 

 


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